タナカワークス

タナカ スミス&ウェッソンM629

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このリボルバーはスミス&ウェッソンが開発・発売したM29のステンレスモデルとなります。使用する弾薬は44マグナム弾で6発が装弾可能になっています。 1955年の発売当初はスミス&ウェッソン社の最高級モデルとなっています。それをタナカワークスが精密に再現したのがこのエアソフトガンとなります。 タナカワークスといえば、やはり画期的な機構であるペガサスシステムを搭載したリボルバーが代表的存在と言えます。もともと東京CMC社の廃業時に金属製のモデルガンを受け継ぐ形でスタートしており、その造形はもちろんのこと、稼働ギミックもより実銃に近い形で再現されています。 ヘヴィーウェイトモデルとなっており、その重量も1kgを超え、構えたときにずっしりとした重量感を感じることでしょう。 もちろん実銃よりは少し軽くなっていますが、エアソフトガンから考えるとかなりの重量となります。

ペガサスシステムの採用

もちろんこのリボルバーにもペガサスシステム(PEGASUS)が採用されています。このペガサスシステムがどういったものかというと、シリンダー内部にガスタンクやバルブ、またマガジンといったガス式のエアガンに必要な機構のほとんどを詰め込んだことにより、トリガーなどのそれ以外の部分が実銃に近い稼働となるものです。 シリンダー内がそういったメカとなっているので、装填・排莢といったアクションは行えません。 ですが、シリンダー内がマガジンとなっているため、通常のリボルバーよりは装弾数が多くなっており、13発のBB弾を装弾できるようになっています。 薬莢を使った仕組みとなると、やはり6発しか一度には装弾できませんから、それらと比べるとゲームなどでも使用しやすいと言えるかもしれません。 ちなみにPEGASUSの最後のSはSystemの頭文字なので、厳密にはペガサスシステムではなくペガサスになります。

特徴のある表面仕上げ

このスミス&ウェッソンM629はステンレスモデルになりますが、従来のものとは異なる新たな塗装技術・メッキ処理が採用されています。 タナカワークスの製品はサンドブラスト仕上げから始まり、様々な塗装処理が行われてきています。このM629にはジュピターフィニッシュと呼ばれる塗装が採用されています。 JUPITER、つまり木星なのですが、この塗装における意味合いは異なっています。Jewelish宝石のような、Ultra最先端の、Platedメッキをした、InTEgrate完全な、Resin樹脂、からそれぞれ文字をとってJUPITERとなっています。 実際、この塗装には従来の10倍の手間暇がかかるそうです。当然、コストもかかりますから、高くなってしまうんですけれど、リアルさを求めた結果ということですね。

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