スカーシリーズはベルギーを本拠とするFNエルスタール社が製作しており、その中でアメリカ軍のSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)に制式採用されているスカーLを次世代電動ガンとして再現したものがこのモデルになります。
このスカーLは2009年にアメリカ陸軍のレンジャー部隊によって試験運用が開始されていますから、最近のアサルトライフルであると言えます。スカーLのLはライトの意味で、スカーシリーズではもう一つスカーH(ヘヴィ)も次世代電動ガンとしてラインアップされています。
カラーはブラックだけでなく、近年人気となっているフラット・ダークアースも用意されています。
スカーLの特徴
このスカーLはアメリカ軍での次期制式採用を意識して作られているため、操作性は現行のM4シリーズに近く、また左右どちら利きでも操作性に違いがないといった点が特徴となります。
銃本体の上部だけでなく、フロント周りでは下部やサイドにも20mmのレールが装備されているため、様々な機器を装備することが可能となっています。次世代電動ガンですから、そのリコイルショックも大きな特徴となります。
これがなければ次世代とは呼べません。
ストックは伸縮可能となっており、使用者の身体に合わせることができます。またこのストックは本体側に折りたたむことが可能になっており、その折畳んだ状態での射撃も可能となっています。標準装備のフロント及びリアサイトは可倒式となっており、様々な光学機器をとりつける際には倒しておくことで視界の妨げにはならないようになっています。
リアサイトが可倒式になっているものは多く見かけますが、フロントも可倒式となっているものは、光学機器の仕様を前提とした場合、ありがたいものです。
M4シリーズなどでは分解しなければフロントサイトは取り外すことができませんから。
拡張性の高さ
上下左右に20mmのレールが装備されていますから、市販されているほとんどの機器を取り付けることが可能になります。
そのためあらゆる機器を使用して自分好みにカスタマイズすることができます。その取り付けもレールシステムに取り付けるだけですから、初心者であっても簡単ですね。
特にスコープやダットサイトなどは各人の好みで別れるパーツですから、どういった機器でも使用可能で付け外しも簡単なのは使い勝手が良いと言えます。最近はこういった拡張性の高いエアソフトガンが多く登場しており、これもその一つとなります。
また、マガジンはスカーシリーズのものだけでなく、M4シリーズのものも使用できるようになっていますから、M4シリーズを持っていれば、双方でマガジンの共用が可能となります。