ミリタリー豆知識

対物ライフル バレットM82

120311aPalmgren.101_t618 多くのメディアで登場する有名な対物ライフル バレットM82。 今回は大ベストセラーになった対物ライフルのバレットM82の魅力に迫ります! hires_100216_m_5645b_006a-tfb 対物ライフルとは、他の銃器とは異なる兵器で、主に戦車や装甲車に向けて撃つ銃器のことです。昔は対戦車ライフルとも呼ばれていました。 現代では、戦車や装甲車の材質が変化したことで、役割が変わり長距離射撃用や装甲がない車両を狙撃するために使われています。 弾薬はブローイングM2と同じ弾薬の12.7x99mm NATO弾。この弾薬で狙撃した場合の最大有効射程距離は1500~2000メートルと、遠くまで狙撃が可能です。 バレットM82A1のスペック 全長:1450mm 重量:14.0kg 装弾数:10+1 機構:セミオート 50cal-barrett-rifle-920-3 バレットM82は世界中の軍隊で採用されています。一説には自衛隊も採用しているそうですが、確認されていません。 バレットM82の弾薬である12.7x99mm NATO弾は国際条約上で、対人用として使うことは禁止されています。しかし、いざ、戦争となると兵士はお構いなしに撃ちまくります。生きるか、死ぬかの瀬戸際でそんな悠長なことは言っていられないのです。 バレットM82にはバリエーションがあり、対空用の肩に乗せて撃つバレットM82A2。アメリカ海兵隊が独自で改良したバレットM82A3。運搬のしやすさと、軽量化を図ったバレットM95とバレットM99などです。 バレットM82はエアガン化され、発売されています。これをフィールドに持っていけば、たちまち人気者は確実です! でも、すごく重そう……。

-ミリタリー豆知識