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GSG-9


GSG-9( GSG 9 der Bundespolizei )とは、ドイツの連邦警察に所属している特殊部隊です。
ちなみに読み方はドイツ語読みで『ゲー・エス・ゲー・ノイン』となります。また、 GSG 9 BPOL と略されることもあります( Bundes の B と polizei のPOLです)。
GSG-9は、1972年、ドイツのミュンヘンで起こったミュンヘンオリンピック事件を契機に創設されました。
このミュンヘンオリンピック事件は一般人を対象にしたテロであり、それへの対処を目的として発足したため、GSG-9自体、対テロ戦用の特殊部隊という面を強く持っています。
ちなみにこういった対テロ特殊部隊は、一般的には軍の組織として創設されるケースが多いのですが、ドイツでは軍の特殊部隊というと、第2次世界大戦当時のナチスなどのイメージが強いため、警察系の特殊部隊として創設されたという経緯があります。

【GSG-9の主たる任務とは】

GSG-9の主たる任務には、やはり、創設のきっかけとなったミュンヘンオリンピック事件の影響が大きく、人質救出や要人警護、重要施設の警備等があります。
また、ドイツ国内の地方警察の支援に派遣されることもあります。
ちなみに、GSG-9は基本的にはドイツ国内の事件への対応が主任務であり、海外への派遣は特例が認められた場合だけとなっています。

【GSG-9の主要装備】

GSG-9の主要装備としては、グロック17やUSPタクティカル、H&K社のMP5やMP5K、G36、PSG-1などがあり、任務の内容によって適宜、使い分けられています。なお、銃の選択に関しては、ある程度、個人に任されているため、各隊員によってさまざまです。
また、作戦によっては大型ヘリや水上ボートなども使用されます。
なお、GSG-9が実際に使用したことによって、世界中の部隊で採用されるようになったものに、スタングレネード(特殊音響閃光手榴弾)があります。
ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件にて、GSG-9がスタングレネードを使用し、見事な成果を上げたことから、スタングレネードは世界中の部隊で採用されるようになりました。
また、同事件ではMP5も使用され、こちらもその後、世界中の部隊で採用されることとなりました。
このように、GSG-9は歴史的に、世界中の特殊部隊や精鋭部隊への影響力が非常に大きく、それは現在まで続いています。

【GSG-9が関わった主な事件・作戦】

GSG-9の歴史を語る上で外すことができないのが、1977年に起きた、ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件です。
この事件において、GSG-9は機内に強行突入を敢行、わずか5分で機内を制圧するとともに、人質の死亡者0名という理想的な結果を達成しました。
この事件は、突入時の地名から『モガディシュの奇蹟』とも呼ばれ、GSG-9の名を一躍、世界に知らしめることとなりました。

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