電動ガンのナイツSR-16M4カービン
このナイツSR-16は基本的にコルト社のアサルトライフルであるM16やM4をベースとしています。現在ではM4カービンにその座を譲っているM16ですが、アメリカ軍ではM4の登場以前はM16が数十年もの間中心になっていました。
そのM16の開発に携わったのがユージン・ストーナーで、その弟子であるリード・ナイトと一緒にナイツ・アーマメント社でM16やM4といったモデルの改良を行っています。
そこでその改良型であるSR-16を開発しており、それを東京マルイがスタンダード電動ガンとして再現したものがこのエアソフトガンとなります。
このSRはストーナー・ライフルの略で、ユージン・ストーナーからとったものです。ですが、このSR-16の開発時にはすでにユージン・ストーナーは亡くなっており、その開発を行ったわけではありません。
また、このSR-16は軍用でしたが、民間向けにフルオートの機能を排除したセミオートオンリーのSR-15も開発されています。
基本的な特徴
まず、M16/M4との違いとしてフロント周りのR.I.Sですね。レール・インターフェイス・システムの搭載があります。
ハンドガード部分をこのレールシステムに換装しているため、光学機器やフラッシュライトといった様々な装備を取り付けることが可能となっています。上部と両サイドにはレイルカバーが取り付けられていますが、簡単に取り外すことができ、取り外すことで、様々な装備を取り付けることができます。
また、下部にはガードは取り付けられておらず、フォアグリップが標準で装備されており、射撃時の姿勢が安定しやすくなっています。
リアサイトは可倒式のものがレールシステムに取り付けられており、他の光学機器を使用する場合、予備として使用することもできますし、また、取り外すことも可能になっています。
ストックは固定ストックとなっており、M16がベースになっていることを伺わせます。ですが、フロント周りはその長さなど、M16よりもM4に近いものとなっており、M16とM4の中間的な位置づけとなっています。
命中精度の高さ
SR-16は実銃においてもその命中精度の高さが大きな特徴と言えますが、実際にこのエアソフトガンで再現されたものでも、高い命中精度を誇ります。もちろん、きちんとした整備や調整は必要です。可変ホップのホップ調整をきちんとしていれば、その命中精度の高さを実感できることでしょう。
オプションの装備
標準装備のマガジンは68発のBB弾を装弾できますが、オプションとして300発の多弾倉マガジンが用意されています。
また、M16/M4の装備であればほとんどのものがそのまま使用可能になります。
但し、次世代のマガジンとは互換性がありませんから、注意が必要です。