まず、グレネードランチャーがどういったものかというと、手りゅう弾や同程度の威力の擲弾(てきだん)を発射する武器です。
もちろんエアガンの場合はそういったものは発射しません。
その代わりとして、大量(平均で30発程度)のBB弾を発射します。
通常のエアガンとはことなり、やまなり、つまり放物線を描くようにして発射します。
ですから、膠着状態に陥った時など、上方からの攻撃が可能になります。
現在でも様々なメーカーから発売されており、東京マルイも例外ではありません。
東京マルイからはM320A1という新しいグレネードランチャーが発売
以前にはM203等のグレネードランチャーも発売されていましたが、これはM4やM16などの長物と呼ばれるアサルトライフル等に装備し、使用するものでした。
もちろんこのM320A1も同様に長物に装着し、使用することができます。
今までのものと違うのは、アッドオンとして使用するだけでなく、スタンドアローンとしても使用可能になっている点ですね。
単体で使用できるということです。
実際にサバイバルゲーム等で使用する場合には、これだけではゲームになりませんから、ハンドガンや電動ガンといったメインで使用可能な銃も必要でしょう。
さすがにグレネードだけでは心もとないですから。
今まであれば、グレネードの装着可能な銃が必要だったわけですから、自由度がかなり高くなったと言えます。
もちろん電動ガン等に装備すれば、取り回しも悪くなりますし、トータルの重量などでも構えて動き回るのは大変です。
単体で使用できれば、スリング等を使用して、背中に背負っておくことも可能になります。
メリットとデメリット
また、このM320A1はそれまでのグレネードランチャーとは大きく異なる点がもう一つあります。
それは、パワーソースであるガスを本体に注入するといった点です。
従来の物はカートリッジ(グレネード弾)に注入します。
ですから、1回使用するごとにカートリッジにガスを注入しなければならず、またそのカートリッジも重くなるため、多くのカートリッジを携行するのは重量的に大変です。
また、カートリッジ単体で発射が可能なので、暴発の危険もあったわけですが、それらが解消されています。
パワーソースがカートリッジ内にありませんから、単体では暴発の危険はありません。
ガスを注入しなくてよいので、カートリッジを簡素化でき軽量化されています。
そのため、カートリッジを複数持運ぶ場合でもその重量が気になりません。
これは実際にサバイバルゲームを行う上で大きなメリットとなります。
もちろんメリットだけでなく、デメリットもあります。
専用のカートリッジとなるため、複数使用する場合は買い揃えなくてはなりません。
また、当然ですが従来の物が使用できません。
つまり、それまでの多くのメーカーの製品と互換性がなくなってしまったという点ですね。
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