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陸上自衛隊の狙撃銃

どこの軍隊にも狙撃兵は存在します。もちろん、日本にも。
今回は日本の防衛を任された陸上自衛隊のスナイパーライフルを見ていきましょう。

古今東西、さまざまなスナイパーライフルが存在します。現在、自衛隊が採用しているスナイパーライフルは「64式7.62mm狙撃銃」「M24」「対物ライフル」です。

64式7.62mm狙撃銃

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64式7.62mm小銃にスコープをつけただけで、厳密に言えばスナイパーライフルではありませんが、代用として使われています。

M24

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かの有名なレミントン社製のあのM24です。毎年八月に行われる「富士総合火力演習」でM24による狙撃を行なったことがあります。
ボルトアクション方式で、連射性に劣りますが、命中精度が高いスナイパーライフルです。

対物ライフル

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防衛省が公開している情報では「バレット社製」とあるだけ、現物は確認されていません。予測ですが、バレットM82A1だと思います。1000メートルを超える長大な射程距離を有した世界中で使われているベストセラー対物ライフルです

さて、陸上自衛隊の武勇伝にこんな話があります。国際射撃大会に参加した第一空挺団。結果は参加国15カ国中14位でした。

順位だけ見たら、残念な結果ですが、他の参加国はスナイパーライフルに狙撃用スコープをつけて、参加したのに対して、89式小銃を使って肉眼で狙撃したそうです。

当たり前のことですが、スコープをつけた方がうまく狙撃できます。さらに、狙撃用に作られたスナイパーライフルならなおさらです。

でも、89式小銃はアサルトライフルで、スナイパーライフルほどの命中精度はありません。加えて、肉眼です。
例えるなら、野球ボールを投げて100メートル先にある5センチの的に当てるようなものです。

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