最近、勢力的にいろいろと新製品を発売しているKSCさんですが、今度はKTR-03の登場です。
これは、アメリカのクレブス社が製作したAKMのカスタムモデルをエアソフトガンとして再現したもので、ガスブローバックとなっています。
実際の銃の仕様
AKのカスタマイズとしては、まずこのシリーズの欠点であるとも言えるリアサイトの位置を変更しています。また、光学機器の搭載やハンドガード部にアクセサリーが装着されたり、フラッシュハイダーも装着されています。
ストックも変更されています。結果としてはより近代的なスタイルに仕上がっています。また、グリップ右部にはセレクターレバーが追加されており、親指での操作が可能となり、より操作性が向上しています。基本としてはやはり定番であるM4シリーズに近づいた感があります。
KSCによるエアソフトガンとしての再現
KSCによる製品では、既存のAK74シリーズをベースとしてこのカスタム仕様をガスブローバックガンとして再現しています。もちろん作動も安定しており実射性能も十分です。仕様としては、セミオート、フルオートの切り替えにホップアップも可変ですから、エアソフトガンにおける定番ともいえるスペックとなっています。
もちろん、連射の性能も申し分ないのですが、ガスブローバックである性質上、サバイバルゲームにおけるBB弾のばら撒きには向いていないということになります。これはガスブローバックガン全体で同じことが言えるのですが、射撃時の感触はやはりガスブローバックガンならではのものがあるので、十分に楽しむことができます。
KTR-03の仕様
ストックはM4規格のリトラクタブルストックが採用されており、伸縮が可能となります。そのため、全長も縮めると902mm、伸ばすと987mmとなります。重量は3.5kgほどで、標準的な重量となります。但し、電動ガンと比べると装弾数が42発と少ないので、スペアのマガジン等やオプションの装備を考えるとそれなりの重量にはなります。
ですが、ガスブローバックの長物としてはM4シリーズ等と比べると装弾数も多くなっているためこのKTR-03も含めたAKシリーズは、同じ弾数制限であればマガジン交換の回数も少なくなるので、扱いやすいとも言えます。
もちろん、マガジンはAK74シリーズと共通となっているため、すでにKSC製の同シリーズをお持ちの方であれば、そのまま流用が可能になります。もちろん、必要に応じてオプションのマガジンを購入すればいくらでもスペアが用意できるわけです。
実際にゲームでの使用を考えると、いくつか、スペアマガジンを用意しておかなければ、スナイパーでもない限りはすぐに弾切れとなってしまいます。