タナカワークスから新製品が発売されます。ガスバージョンで人気のM700A.I.C.Sストックモデルが、エアコッキングバージョンで発売されます。
これは、精密射撃で定評のあるレミントンM700のストックを英国アキュラシーインターナショナル社の精密射撃用ストックにしたものです。
基本的な仕様
タナカワークスの場合は、発売中でないものは詳細がメーカーのホームページ上で確認することはできません。ですが、発表されている内容や、発売されているガスバージョンからある程度は推測することができます。
まず、カラーはブラックバージョンということになります。ガスバージョンではブラック以外にもグリーンバージョン、タンカラー、ミッドナイトゴールドといったようにカラーバリエーションが発売されているので、将来的にはこういったカラーも登場する可能性があるということです。お気に入りのカラーがあるのであれば、少し待たほうがいいのかもしれませんね。
欠点を改良したシステム
M700の欠点としては内蔵固定式マガジンがあるのですが、このエアコッキングバージョンでは、分離式のボックスマガジンとすることで克服しています。その効果としては、発射弾数の増加がまず1点。次にマガジン好感が容易となるため、連続射撃が容易になるという点ですね。これはサバイバルゲーム等での使用を考えると大きなメリットとなります。
いくらスナイパー仕様で連射性能が必要ないといっても、サバイバルゲームの場合、実銃ほど離れた距離で狙撃できるわけではないので、こういった点はメリットとは言えませんが、デメリットが解消されている点ということができるでしょう。
また、このマガジンには40発のBB弾を装弾可能となっています。ガスバージョンでは27発しか装填できないので、この点は後発のメリットと言えるのかもしれませんね。
コッキングが楽なので次弾の準備が容易
タナカワークス製品の特長として、効率の良いエアポンプシステムが挙げられます。これによって、ストロークを短くできるといったメリットがあります。と、いうことは次弾の装填が容易であるということになります。ですから、1発発射した後に、狙いをつけたまま、あるいは狙いを付けながらコッキングをすることがしやすくなります。
1発必中のスナイパーですが、外した時のことを考えると、次弾ですぐに狙いやすいというのは、リスクを軽減させることができます。例え、狙撃に失敗して相手に気づかれても次弾ですぐに狙うことができるということになります。電動ではこういった点は全く問題ないのですが、エアコッキングに拘りのある方であれば、こういった点は大歓迎ですよね。