今回はショットガンの用途についてご紹介します。
FPSをやられる方々はショットガンのデメリットとメリットをよくご存知だと思います。ショットガンは標的との距離が近ければ近いほど、よくあたり、標的を倒すことができます。
しかし、実際のショットガンはどうなのでしょうか?
ショットガンの原型は実は大砲の砲弾であるキャニスター弾まで遡ります。そこから、人が持てるサイズの銃器になって、ハンティングに使われ、軍隊や警察も使い始めました。
ショットガンはアサルトライフルやマシンガンと比べると、活躍する機会が少ないかもしれません。
なぜかというと散弾は、標的が遠ければ遠いほど、拡散してしまい命中しません。散弾ではなく、一つの弾頭になったスラッグ弾という弾丸もありますが、ショットガンの銃身内部には、弾丸を安定させるための螺旋状の溝であるライフリングがありません。
なら、ショットガンの出番は? ハンティングはもちろんですが、市街地などの狭い場所こそがショットガンの出番と言えます。狭い場所では逃げ場が少なく、広範囲に拡散する散弾に文字通りお陀仏です。
ほかにも、ドアの蝶番をショットガンで破壊して室内に突入する隊員の姿は映画などで有名かもしれません。
また、多くの国で暴徒鎮圧用と銃撃戦用に採用しています。
話しは変わって、サバゲーでショットガンを使う方はアサルトライフルなどには存在しない銃身下部のポンプを前後するアクションに、魅力を感じる方々でしょう。
サブマシンやアサルトライフルを使う方から見ると、引き金を引いて、ポンプを前後するアクションは面倒くさいかもしれませんが、ショットガンナーはそのアクションが痺れてしまうのです!