サバイバルゲーム入門

バイオBB弾の特徴

バイオBB弾の特徴

サバゲーでは主に電動ガンを使用しますが、この際に不可欠なのが、発射するための弾です(電動ガンだけでなく、ガスガンでも使用します)。

この弾のことをBB弾といいます。なぜBB弾というのかについては、球形弾という意味の Ball Bullet の略称などといわれていますが、諸説あり、はっきりとした結論は出ていません。

さて、このBB弾ですが、大きく分けて、以下の2種類があります。

樹脂製BB弾

樹脂製というのは、簡単に言うと、プラスチック製ということです。

プラスチック製の丸い弾で、昔はかなり使われていたのですが、今ではある理由から、ほとんど使われていません。

プラスチック製ですので、放置していても自然に分解されることはありません。もし、撃ったあとで回収しなければ、いつまでもその場に残っています。

バイオBB弾

厳密に言えば、バイオBB弾とセミバイオBB弾の2種類があるのですが、どちらも樹脂製のBB弾とは大きなちがいがあります。

それは、自然分解される素材を使用してある、ということです。

バイオBB弾は、自然分解される素材で作られており、そのまま自然界に放置すれば、完全に分解されます。

セミバイオBB弾は、自然分解される素材と自然分解されにくい素材を組み合わせて作られています。

そのまま自然界に放置すれば、時間の経過と共に分解されますが、バイオBB弾にくらべると、かなりの時間が必要となります。

ちなみに、現在、売られているBB弾のほとんどは、セミバイオBB弾です。

樹脂製BB弾が消えた理由

以前は大いに使用されていた樹脂製BB弾が使用されなくなったのは、サバゲーのメジャー化と大きな関わりがあります。

昔はサバゲーは、それほどメジャーなものではなく、少数の愛好家が楽しむようなものでした。

ですが、サバゲーがメジャーになったことで、サバゲー用の有料のフィールドがいくつも誕生するようになりました。

そして、それらのフィールドで、バイオ系のBB弾の使用が必須とされたことから、バイオ系のBB弾の使用が圧倒的に増え、樹脂製BB弾は影の薄い存在へと変わっていったというわけです。

また、バイオ系のBB弾自体の品質が向上したことも、理由のひとつです。

かつては、樹脂製のBB弾にくらべると圧倒的に品質が下で、好んで使用するものではなかったのですが、その後、品質も大幅に改善され、今では樹脂製BB弾と、ほぼ、遜色ないものになっています。

不満なく使用することができるようになったため、広く使われるようになったという一面もあるのです。

品質によるちがいについて

ひとくちにバイオ系のBB弾といっても、現在、10社近くが参入しており、それぞれにちがいがあります。

品質のちがいによって命中精度や射程距離などに大きな差が出ることもありますので、もし、お持ちの電動ガンでの射撃に納得がいかないようであれば、別商品のBB弾を使ってみるのもよいかも知れません。

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