せっかくサバゲーをやるのなら、やはり、相手に命中させたいもの。
最初は、ただ撃ちまくっているだけでも爽快だったりしますが、毎回、自分がヒットされてばかりでは、だんだん、つまらなくなってきます。
サバゲーの楽しさを、より味わえるようになるためには、ヒット率の向上が急務なのです。
ヒット率向上のための2つのポイント
では、ヒット率を向上させるためには、どうしたらいいのでしょうか?
実は、ヒット率を向上させるためには、2つのポイントがあります。
ひとつは<どこをねらうのか>、そして、もうひとつは<どうやってねらうのか>です。
これらの2つのポイントを意識することで、ヒット率は格段に向上していきます。
ねらうべきポイントとは?
まずは、<どこをねらうのか>についてです。
サバゲーの場合には、相手の体のどこであれ、どこかにヒットすれば、それで終わりです。
実銃による実戦の場合には、頭などをねらって一発で仕留めるなんてケースもあるかも知れませんが、頭が人体の中で占める割合は比較的、小さく、正確にヒットさせるのは一苦労です(要するに、的が小さいので当たりにくい、ということです)。
実銃による実戦でしたら、苦労してでも頭にヒットさせるメリットがありますが、サバゲーの場合には、もっと当たりやすいところをねらうのが得策です。
では、どこをねらうのかといいますと、人体の中でも最も大きな部分=胴体です。
個別のパートをねらうのではなく、胴体にねらいを定めて攻撃することで、より相手にヒットしやすくなります。
そこまで余裕がない場合には、目に映った相手の姿の中心めがけて撃つとよいでしょう。
知っていても、意識して実践しないとうまくなりませんから、毎回しっかり意識しておくことが重要になってきます。
正確にねらって撃つには?
次は、<どうやってねらうのか>についてです。
サバゲーではエアガンを使いますが、実はエアガンには照準器が付いています。
エアガンの外形は実銃を模して造られていますので、実銃同様、照準器が付いているわけです。
この照準器をきっちり使って、しっかりとねらって撃つことが、ヒット率の向上には非常に重要です。
たとえばハンドガンの場合でしたら、リアサイトとフロントサイトをしっかり合わせることでねらいを定めます。
これを素早く、しかもスムーズで正確にできるようになるには、練習が必要です。サバゲーの本番でだけ、意識してみても、なかなかうまくはなりません。
なお、そもそも照準器のねらいがずれている場合には、いくらこちらが正確にねらっても、意味がありません。ですから、照準器のねらいが合っているかどうか、最初に確認しておいた方がよいでしょう。
ちなみに、元々の照準器ではなく、別途、ドットサイトを装着して、ねらいを定めるという手もあります。
ドットサイト(またはダットサイト)は光学式の照準器で、スコープの中に光っている点(ドット)をターゲットに重ねると、ねらいが合うようになっています。
使い方が簡明ですので、初心者にもおすすめです。
難点としては、スコープをのぞき込まないと使用できない(=周囲の状況を把握しにくい)ということが挙げられます。