スカーHはベルギーの重火器メーカーであるFNハースタル社がSOCOMと呼ばれるアメリカ特殊作戦軍向けに開発しているアサルトライフルになります。
2003年に行われたトライアルによって選定されたもので、それを東京マルイが再現したものがこの次世代電動ガンとなります。
名称の由来はSpecialOperationsForcesCombatAssaultRifle(特殊部隊用戦闘アサルトライフル)の頭文字からSCARを採ったものとなります。このSCARにはライト(L)とヘヴィ(H)があり、ヘヴィのほうがエアガンとして採用されています。
スカーHの特徴
もちろんデティール等もしっかり再現されていますし、アルミ削り出しのレシーバーやアルマイト処理が行われたバレルなどもあり、かなりオリジナルの銃の質感に拘った造りとなっています。
これは最近の東京マルイ製のエアソフトガンの特徴とも言えるかもしれません。以前に比べるとかなり造りがしっかりしており、また再現性も高くなってきています。もちろん次世代ですからそのリコイルのショックが特長になります。これは次世代全てに言えますよね。カラーリングもブラックだけでなく、フラット・ダークアースと呼ばれる、茶系の色も用意されています。
最近では人気のカラーですね。多くのエアソフトガンでバリエーションカラーとして発売されています。
また、2WAYバレルを採用しており、標準では16インチのものを13インチに短くすることができます。CQCと呼ばれる近距離での戦闘に対応したものです。全長が短くなることにより、格段に取り回しがよくなります。そのため、インドアゲームなどでの使用にも向いていると言えるでしょう。
特長的なストック
スカーHのフォールディング・ストックはM4等の伸縮式のストックとは異なり、ストック部分を本体側に折り曲げることで短くすることができます。もちろんストックの長さを調整することもできますし、チークピースと呼ばれるストックを頬に付けて安定させるパーツの高さも調整することができるようになっています。これにより、多くの人にジャストフィットさせることが可能になります。
様々なオプションパーツ
このスカーHも他の銃と同様に上部に長い20mmのレールや再度にもレールがついているため様々な装備を装着可能になります。またフロント、リアともにサイトが可倒式となっており、他の光学機器を取り付けた際にわざわざ取り外す必要がありません。
倒しておけば邪魔にならないようになっています。基本的なオプションは様々なものが使用可能ですが、マガジンは専用のものとなるため、M4シリーズなどの流用はできません。
マガジンはオプションとして540発装弾可能なものが用意されています。もちろんカラーは本体色と同様に2種類用意されています。