サバイバルゲーム入門

電動ガン用バッテリーの特徴

ここでは、サバゲーをプレイする上で不可欠な電動ガン用バッテリーについての注意点などをご紹介していきます。サバゲーでは一般的に電動ガンが使用されていますが、その電源となっているのが、電動ガン用のバッテリーです。この電動ガン用バッテリーは、内蔵されているセルのちがいによって4種類に分けられます(セルとは、バッテリーの中に入っている、電気を生み出すユニットのようなものです)。

種類ごとに注意点や特性がちがってきますので、それぞれの特徴をよく理解しておく必要があります。

セルの種類とは

電動ガン用バッテリーのセルには、以下の4種類があります。

ニッカド

ニッケルカドミウムの略称です。昔から電動ガン用バッテリーに使用されている、オーソドックスなタイプです。

ニッケル水素

NMHと略されることもあります。ニッカドの倍近い容量が魅力です(サイズや電圧は、ニッカドと同等です)。

リチウムフェライト

LiFeと略されることもあります。容量が大きいため、ニッカドやニッケル水素よりもサイズが小さくて済み、また、高電圧でもあります。

リチウムポリマー

LiPoと略されることもあります。容量が大きいため、最も小さいサイズで済み、また、トルクフルな点に特徴があります。

知っておきたい充放電

電動ガン用バッテリーでぜひとも押さえておきたいのが、充放電の取り扱い方です。

電動ガン用のバッテリーは、携帯電話などと一緒で、使えば使うほど、残量が減っていきます。

当然、充電しなくてはいけないのですが、その際にセルの種類に合った取り扱い方をしないと、破損したり、最悪の場合には、発火してしまうこともあるのです。

危険が伴いかねませんので、十分、注意しておきましょう。

種類別の充放電の取り扱い方は、以下のようになっています。

ニッカド

あらかじめ放電器を使って放電を行なってから、充電してください。容量が残っている状態で充電を行なうと、メモリー効果と呼ばれるものが発生し、見かけ上の容量が少なくなってしまうなどの悪影響が出てしまいます。

ニッケル水素

充電器を使って定期的に充電を行なってください。

ニッケル水素には自己放電という特性があり、しっかり充電しておいても、いつの間にか放電して、残量がどんどん減っていってしまうのです。

サバゲーの本番でバッテリーがすぐに切れたのでは目も当てられませんから、しっかり注意しておきましょう。

リチウムフェライト

使用する前に普通に充電すれば大丈夫ですが、必ず、リチウムフェライト専用の充電器を使ってください。ニッカド、ニッケル水素、リチウムポリマー用の充電器を使用すると、バッテリーが壊れてしまいます。

リチウムポリマー

普通に充電すれば大丈夫ですが、必ず、リチウムポリマー専用の充電器を使ってください。できれば、手動で設定できるものがよいでしょう。リチウムポリマーは発火の危険性がありますので、特に注意してください。

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