特殊部隊といっても、軍だけではありません。警察にも特殊部隊はあります。
よく知られているところではSWATなどがそうですね。テレビ番組や映画などでもよく登場するため、ほとんどの方が知っていることでしょう。
サバイバルゲームでなどでもおなじみのコスプレ
実際にサバイバルゲーム等でも黒づくめのウェアで背中にSWATと入ったウェアを来ている方を結構見かけます。そのため、黒のイメージが強いのも確かなのですが、実際はオリーブカラーであったり、様々です。
やはりテレビや映画などで登場するSWATの隊員が黒のウェアを着用していることが多く、そのイメージが強いのかもしれませんね。同様にPOLICEと入ったアメリカの警察のコスプレをされている方も見かけます。単にそれらのロゴ入りのベストを着ているだけの人もいますが。
様々なSWAT
特殊部隊であるSWATはもともとはSpecialWeaponsAssaultTeamだったのですが、警察の部隊にしては過激すぎるということから、SpecialWeaponsAndTacticsに名称が変更されています。これらはそれぞれ日本語では特殊火器攻撃隊と特殊火器戦術部隊になります。
攻撃から戦術に変わることで、過激さのイメージが少なくなっています。ですが、SWATは特定の一部隊というわけではなく、市警察や州警察といったさまざまな警察の部署に配置されているため多くの部隊があることになります。一般的には突入や狙撃、監視や交渉といった役割を持っていますが、自殺志願者の保護のために出動することもあります。
日本の特殊部隊
日本にもSWAT等と同様の特殊部隊があります。SATと呼ばれるもので特殊急襲部隊になります。
SpecialAssaultTeamの頭文字をとってSATとなります。正式な名称は単純に特殊部隊なのですが、SATから特殊急襲部隊と呼ばれることがあります。
SATの場合もSWATと同様に警察における特殊部隊となっており、所属している都道府県名の後に特殊部隊を付けた名称で呼ばれます。警視庁特殊部隊や○○県警察特殊部隊といった感じですね。但し、日本の特殊部隊の場合、機密事項が多いのであまり情報が公開されることがありません。
SWATなどの場合はテレビ局等の取材などは積極的に受けていてそれをテレビで流すことによって犯罪の抑制といった効果も期待されています。最近でこそ日本でも訓練が公開されていたりしますが、あまり多くないのが現状ですね。ときどきテレビなどの刑事ドラマなどでSATが突入したり、狙撃したりといったシーンを見ることができますね。