銃刀法による規制について

銃刀法による規制について

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銃刀法による規制について

エアガンは、銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)によって規制されています。

エアガンというと、おもちゃというイメージの方も多いと思います。一方、銃刀法というのは、その名の通り、本物の銃や刀など、凶器になり得る危険な物に関する法律です。

では、一体なぜ、エアガンは銃刀法によって規制されているのでしょうか。

そもそも日本では、一般の方が銃を所持することは禁じられていますが、エアガン等の所持は認められています。

これはなぜかというと、<おもちゃで済む範囲の物>なので、所持が認められているのです。

ただし、エアガンの設計等によっては、<おもちゃでは済まない物>になってしまう可能性もあります。

<おもちゃでは済まない物=危険な物>ということになりますから、そういった物に関しては、おもちゃではなく、銃刀法に違反する拳銃や空気銃等として扱われることになっているのです。

当然、刑罰も、おもちゃに対する刑罰というレベルではなく、拳銃や空気銃等の、<銃刀法に違反する危険な物に対する刑罰>となります。

具体的には、「1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」となっています。

ちなみに、当然のことながら、前科も付きます。前科は死ぬまで消えませんので、その後の人生(進学、就職、結婚等)に響く可能性、大です。

銃刀法に違反したエアガンに関しては、所持しているだけで罪になりますので、くれぐれもご注意ください。

【銃刀法に違反しないエアガンの入手法】

前項のように、銃刀法に違反したエアガンは、所持自体が違法なのですが、では、違反していないエアガンを手に入れるにはどうすればよいのでしょうか。

これは比較的、簡単です。

というのも、現在、日本で市販されているほとんどのエアガンは、銃刀法に違反しないように作られているからです。

一般的なエアガンであれば、銃刀法には違反していませんから、購入して、そのまま所持したり、使ったりしても、大丈夫です。

ただし、まれに例外もありますから、念を入れたいのであれば、ショップの人に確認してみるのがよいでしょう。

ちなみに、違反していないエアガンを入手した場合でも、入手後に威力を上げるための改造等を施して、違反となるケースもあります。

こちらも銃刀法の規制に引っ掛かりますので、パワーアップ等はされないことをおすすめしておきます。

といいますか、そもそもサバゲーでは、BB弾が当たった時点で勝負は決まっていますから、弾の威力を上げて、わざわざ相手に痛いと感じさせる必要がありません。

それに、有料フィールドなどでのサバゲーの前には、エアガンの威力を確認して、大き過ぎるものに関しては、使用不可とされてしまいます。せっかく手間をかけたのに、使えないのでは、つまらないですよね?

ということで、サバゲーをするにあたっては、銃刀法の範囲内のエアガンで何の問題もないということです。

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